この記事はこんな方に向けて書いています。
- トイレを流すと水の流れが明らかに遅く、時間をかければ流れていく状態が続いている
- スッポン(ラバーカップ)を試したが改善しない、またはタンクレストイレで使えない
- 業者に頼むとどんな作業をして、どのくらいの費用がかかるか知りたい
「流れないわけではないけれど、明らかに流れが悪い。時間が経てば少しずつ流れていくけれど、このままにしておいて大丈夫だろうか……」
このような症状でお問い合わせいただくことは少なくありません。完全に詰まって流れない場合と違い、「一応は流れる」状態だと受診のタイミングを迷いがちですが、放置すると完全閉塞に至ったり、排水管が汚れで固まって対処が大掛かりになったりするリスクがあります。今回は、京都市右京区のI様邸の2Fトイレで発生した詰まりを除去した施工事例をご紹介します。費用は税込52,000円でした。
ご依頼の内容と症状
I様からのご連絡は、「2階のトイレの水の流れが悪く、時間が経てば減ってはいくが、明らかにおかしいので見てほしい」というものでした。
現地に伺い確認すると、便器内の水位はほぼ正常な高さを保っているものの、流してもなかなか排水されず、時間をかけてゆっくりと流れていく状態でした。これは「部分閉塞(かんたんには流れないが、まったく流れないわけではない)」の典型的な症状で、排水経路のどこかに異物・汚れが堆積していることが疑われます。

施工前:流れが悪い状態のトイレ(右京区 I様邸)

施工後:正常な流れを回復した状態
「少しずつ流れる」詰まりを放置するとどうなるか
「一応流れているから大丈夫」と感じる方も多いですが、この状態を放置するとリスクがあります。
①完全閉塞に進行する
部分閉塞の状態では、排水管の中に汚れや異物が少しずつ蓄積し続けています。あるタイミングで一気に塞がれ、まったく流れなくなることがあります。完全に詰まってしまうと対処の難易度が上がり、費用も高くなりやすいです。
②汚物が逆流・溢れ出すリスクがある
詰まりが深刻になった状態でトイレを流すと、排水が行き場を失い便器から溢れ出ることがあります。2Fのトイレで水が溢れると、床や1Fへの水漏れ被害につながる場合があり、修繕コストが大幅に膨らむ可能性があります。
③排水管内の汚れが固化して除去が困難になる
水道水中のミネラル分や尿石が長期間かけて堆積すると、コンクリートのように固まってしまいます。こうなると高圧洗浄でも除去できないケースがあり、配管の交換が必要になることもあります。「流れが悪い」と感じた段階での早期対処が、結果的に費用を抑えることにつながります。
施工の流れ
今回の作業は以下の手順で進めました。タンクレス一体型のトイレは構造上スッポン(ラバーカップ)が使いにくいため、専用工具と便器の部分的な取り外しを組み合わせて対処しました。
①養生・ローポンプによる詰まり除去の試み
まず床や周辺の養生を丁寧に行い、プロ用のローポンプ(真空式パイプクリーナー)を便器排水口に当てて、詰まりの除去を試みました。ローポンプは市販のスッポンよりも強力な吸引・圧力をかけることができ、比較的軽度の詰まりであればこの段階で解消できます。

プロ用ローポンプによる詰まり除去作業

床・廊下を丁寧に養生して作業開始
②排水接続部・排水管内の汚れを直接確認・除去
ローポンプだけでは流れの改善が不十分だったため、タンクレス一体型便器のスカート部(外装パネル)を取り外して排水接続部を露出させ、詰まりの状況を直接確認しました。排水アダプター部分にはスケールや汚れが固着しており、これが詰まりの一因になっていました。

排水アダプター:スケール・汚れが固着した状態

便器取り外し後の排水管内部:汚れの堆積が確認できる
また、便器本体を床面から取り外し、床の排水管(フランジ部)を直接確認・清掃しました。排水管内部に長年蓄積した汚れが詰まりの根本原因であり、この部分まで直接処置することで確実な改善を図りました。
③便器の再設置・動作確認
詰まりの原因を除去したあと、便器を元通りに再設置しました。接続部のパッキンの状態を確認のうえ復元し、実際に何度か水を流して排水の流れが正常に戻ったことを確認してから作業完了としました。

再設置後:便器内がきれいな状態に回復

施工完了後:正常な流れを取り戻したトイレ全体
今回の作業内容と費用
今回の費用合計は税込52,000円でした。内訳の目安は以下のとおりです。
| 作業内容 | 費用の目安(税込) |
|---|---|
| ローポンプによる詰まり除去 | 8,800円〜 |
| タンクレス便器の脱着・排水管内処置(便器取り外しを伴う詰まり除去) | 33,000円〜55,000円程度 |
| 合計(実際の請求額) | 52,000円(税込) |
※費用は詰まりの程度・場所・便器の種類によって異なります。「流れが悪い」程度の早期段階であればローポンプのみで解消できることもあり、費用を抑えられる場合があります。正確なお見積りは現地確認のうえご提示します(出張・見積り無料)。
【水道修理業界一般の目安】タンクレストイレとスッポンの相性問題
以下は水道修理業界で一般的に言われている情報です。ご自身での対処を検討している方はご参考ください。
タンクレス一体型トイレ(今回のI様邸のようなタイプ)は、便器の排水口形状がタンク付きの従来型と異なるため、市販のスッポン(ラバーカップ)では十分な吸着・圧力がかからないケースがほとんどです。無理に使用すると便座や内部部品を傷めるリスクもあります。
- タンク付きトイレ(従来型):スッポンが使いやすく、軽度の詰まりなら自分で対処できる場合がある
- タンクレス一体型・ウォシュレット一体型:排水口の形状上、スッポンが使いにくい。無理に使うと本体を破損するリスクがあるため、業者への依頼が安心
また、2Fのトイレは1Fと比べて排水の配管経路が長くなる傾向があり、詰まりが発生した場合に自己処置が難しいケースも多くあります。「流れが悪い」と感じたら、まず業者に相談することをおすすめします。
業者選びのポイント
①「詰まりの原因」を確認してくれる業者を選ぶ
ローポンプや薬剤を使って「とりあえず流れるようにする」だけでは、原因が残ったまま再発するケースがあります。「なぜ詰まったか」を確認し、必要に応じて内部の清掃・処置まで対応してくれる業者を選びましょう。弊社では詰まりが解消した後も流れの状態を何度か確認し、再発リスクの低い状態で作業を完了しています。
②作業前に費用を明示してくれる業者を選ぶ
トイレの詰まり除去は作業難易度によって費用が大きく変わります。「基本料金◯◯円〜」と案内しておきながら、実際は作業後に何倍もの請求が来るトラブルが全国で報告されています。弊社では現地確認後・作業開始前に必ず費用をご提示し、ご了承いただいてから着手します。
③水道局指定工事店かどうかを確認する
排水管の内部を処置したり、便器を取り外して再設置したりする作業は、専門的な知識と技術が必要です。水道局指定工事店であれば、一定の技術基準を満たしていることが保証されています。業者のウェブサイトや名刺で「水道局指定工事店」の表記を確認しましょう。
京都市 水のトラブルホームサポートのご紹介
- 京都市水道局指定工事店。有資格のスタッフが対応します
- 24時間・365日電話受付。最短即日で現地に伺います
- 出張費・見積り費用は無料。作業前に料金をご提示します
- ローポンプから便器脱着まで、詰まりの程度に応じた最適な方法で対応
- 施工後の保証あり。再発した際もご連絡ください
「トイレの流れが悪い」「流れるけれど明らかにおかしい」という段階でのご相談が、最も費用を抑えやすいタイミングです。少しでも気になることがあれば、まずはお気軽にお電話・お問い合わせください。
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